ホートンとは? わかりやすく解説

ホートン

名前 Haughton; HortonHoughton; Hawton; Wharton

ホートン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/10/27 16:55 UTC 版)

ホートンHoughton )はかつてイギリスにあったガラス乾板、フィルム、レンズ、カメラのメーカーである。

略歴

  • 1836年 - ジョージ・ホートンGeorge Houghton )とアントワーヌ・クローデットAntoine Claudet )によりクローデット&ホートンClaudet & Houghton )創業。
  • 1867年 -ホートン&サンHoughton & Son )に社名を変更。
  • 1892年 -ホートン&サンズHoughton & Sons )に社名を変更。
  • 1903年 - 日中装填可能なロールフィルムをエンサインEnsign 、イギリス関連に使われる旗の意)ブランドで製造を始める。株式会社(George Houghton & Sons Ltd. )化。
  • 1904年 - 最高級木製カメラサンダーソンを製造していたホルムズ兄弟社等を吸収合併し社名をホートンズHoughtons Ltd. )とする。吸収合併した会社の製品も製造を続け、例えばサンダーソンは1939年まで製造されている。
  • 1915年 - W.ブッチャー&サンW. Butcher and Sons Ltd. )と合併しホートン・ブッチャー製造社Houghton-Butcher Manufacturing Co. Ltd., )となる。
  • 1930年 - カメラのブランドをエンサインに統一、会社名をエンサインEnsign Ltd. )に変更。
  • 1940年 - 本社がドイツ軍の爆撃を受けた。
  • 1945年 - バーネットBarnet )ブランドのフィルムで知られていたエリオット&サンズElliott & Sons Ltd. )を合併しバーネット・エンサインBarnet-Ensign Ltd. )に社名を変更。
  • 1948年 - 光学機器メーカーであったロッスを合併、バーネット・エンサイン・ロッスBarnet Ensign Ross Ltd. )となる。
  • 1954年 - 社名をロッス・エンサインRoss Ensign )に変更。
  • 1961年 - 倒産。

製品一覧

120フィルム使用カメラ

製品番号は撮影可能枚数と使用フィルムを示す。例えば8-20は120フィルムを使用し8枚撮り=6×9cm判。オートレンジは距離計連動の高級版、セルフィックスはファインダーのみの普及版。

  • セルフィックス8-20Selfix 820 、1950年頃発売) - 6×9cm判。
  • セルフィックス16-20Selfix 16-20 、1950年頃発売) - 6×4.5cm判。レンズはエンサー75mmF3.5。
  • セルフィックス16-20IISelfix 16-20II ) - 6×4.5cm判。セルフィックス16-20のレンズがエクスプレス75mmF3.5に変更された。
  • セルフィックス12-20Selfix 12-20 ) - 6×6cm判。レンズはエクスプレス75mmF3.5。
  • オートレンジ16-20Autorange 16-20 、1953年頃発売) - 6×4.5cm判。レンズはエクスプレス75mmF3.5。シャッターレリーズ後フィルムを巻かずにもう一度シャッターを押すとシャッターボタンの中心から針が突き出す二重撮影防止機構。フィルム送りは赤窓式で、少しでも巻くと二重撮影防止機構は働かない。
  • オートレンジ8-20Autorange 8-20 、1957年頃発売) - 6×9cm判。レンズはエクスプレス105mmF3.8。

「ホートン」の例文・使い方・用例・文例

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