ロッスとは? わかりやすく解説

ロッス

名前 Ross

ロッス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/05/22 23:35 UTC 版)

ロッスRoss )はイギリスにかつて存在した光学機器メーカーである。

一時カール・ツァイスからライセンスを受け、プロター[1]プラナーテッサー[2][1]を生産していた。独自ブランドとしてはコンセントリックConcentric )、デフィネクスDefinex )、エクスプレスXpres )、エクストラルックスXtralux )等を使用した。

1900年頃に開発した双眼鏡は藤井竜蔵により日本に持ち込まれ、藤井レンズ製造所(日本光学工業を経て現ニコン)が双眼鏡国産第一号を製作した際モデルとなった[3]

1948年バーネット・エンサインに合併され、バーネット・エンサイン・ロッスBarnet Ensign Ross Ltd. )となった。

カメラ製品一覧

  • パノラミックカメラ1861年製造[4]) - トーマス・サットン考案のウォーターレンズを備えた120度広角カメラ。1974年クリスティーズに出品され、当時1台のカメラとしては最高額となる11,000ポンド、当時の邦貨換算11,000,000円で落札された[4]
  • 二眼レフカメラ[5]

レンズ製品一覧

コンビナブル

F5.5[6]

コンセントリック

平凸レンズと平凹レンズを貼り合わせた2組を向かい合わせに組み合わせた2群4枚。世界で初めてアナスチグマートを実現した製品[7]

デフィネクス

コンタックスマウント

コンタックス#非純正レンズ

エクスプレス

前玉2枚合わせ、後玉3枚合わせの2群5枚。

  • 0番-エクスプレス3inF4.5
  • 1番-エクスプレス4.75inF4.5
  • 2番-エクスプレス5.5inF4.5、手札判用。
  • 3番-エクスプレス6inF4.5
  • 4番-エクスプレス6.5inF4.5、葉書判用。
  • 5番-エクスプレス7.25inF4.5、キャビネ判用。
  • 6番-エクスプレス8.5inF4.5
  • 7番-エクスプレス10inF4.5、5×8in判用。
  • 8番-エクスプレス12inF4.5、八切用。
  • 9番-エクスプレス16.5inF4.5、六切用。
  • 10番-エクスプレス21inF4.5、四切用。
  • ワイドアングル・エクスプレス4inF4

この他ホートン/エンサイン、ニューマン&ガーディアが製造したカメラに装着された例が多数ある。

エクストラルックス

ライカマウント

ライカマウントレンズの一覧#ロッス

ホモセントリック

  • ホモセントリック140mmF4.5[8]

出典

  1. ^ a b 『クラシックカメラ専科』p.145。
  2. ^ 『クラシックカメラ専科』p.50。
  3. ^ 双眼鏡ヒストリー写真集 - 日本望遠鏡工業会
  4. ^ a b 『クラシックカメラ専科』p.181。
  5. ^ 『クラシックカメラ専科』p.26。
  6. ^ 『クラシックカメラ専科』p.143。
  7. ^ 『クラシックカメラ専科』p.189。
  8. ^ 『クラシックカメラ専科』p.142。

参考文献


ロッス(登場作品:『新』)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 21:24 UTC 版)

鬼武者」の記事における「ロッス(登場作品『新』)」の解説

決められ軌道移動する浮遊鎧体。知能は無いが非常に耐久力高く外敵察知するセンサー障害物役割大きい。赤と青の2種類タイプ存在する

※この「ロッス(登場作品:『新』)」の解説は、「鬼武者」の解説の一部です。
「ロッス(登場作品:『新』)」を含む「鬼武者」の記事については、「鬼武者」の概要を参照ください。

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