セブンマイル・ブリッジの併合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/10 05:28 UTC 版)
「コンク共和国」の記事における「セブンマイル・ブリッジの併合」の解説
2006年1月13日、コンク共和国のピーター・アンダーソン事務総長は、1982年に新しい橋に架け替えられたセブンマイル・ブリッジの旧橋をコンク共和国に「併合」すると称して、抗議活動を行った。これは、キューバ難民に関する最近の出来事を受けたものだった。前年1月4日、15人のキューバ人難民がセブンマイル・ブリッジの旧橋までたどり着いたが、アメリカ政府は、セブンマイル・ブリッジはウェットフット・ドライフット政策(英語版)に基づく「ウェットフット」の場所とみなし、その難民たちはアメリカ国境警備隊によってキューバに送還された。その根拠は、セブンマイル・ブリッジの旧橋は陸地と繋がっていないため、難民はアメリカ合衆国に上陸した(ドライフット)とはみなされないというものだった。 アンダーソンは、これはセブンマイル・ブリッジ旧橋をアメリカ合衆国が放棄したということを意味するとして、コンク共和国に併合すると宣言した。そして、この橋を共和国の国有とし、環境に配慮した低価格の住宅に利用したいと述べた。これに対し、フロリダ州知事ジェブ・ブッシュのスポークスマンのラッセル・シュワイスは、「コンク共和国に敬意を表しますが、この橋はフロリダ州の全ての人々のものであり、現在、売却の交渉はしていません」と宣言した。
※この「セブンマイル・ブリッジの併合」の解説は、「コンク共和国」の解説の一部です。
「セブンマイル・ブリッジの併合」を含む「コンク共和国」の記事については、「コンク共和国」の概要を参照ください。
- セブンマイル・ブリッジの併合のページへのリンク