スー・バーカーとは? わかりやすく解説

スー・バーカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/12 04:22 UTC 版)

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スー・バーカー
Sue Barker
スー・バーカー
基本情報
フルネーム Susan Dorothy Barker Tankard
国籍 イギリス
出身地 イングランドデヴォンペイントン
生年月日 (1956-04-19) 1956年4月19日(64歳)
身長 165cm
体重 52kg
利き手
ツアー経歴
デビュー年 1973年
引退年 1984年
ツアー通算 31勝
シングルス 15勝
ダブルス 16勝
生涯獲得賞金 878,701 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 ベスト4(1975・77/12)
全仏 優勝(1976)
全英 ベスト4(1977)
全米 4回戦(1976)
優勝回数 1(仏1)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 ベスト4(1980・81)
全仏 ベスト8(1975)
全英 ベスト4(1978・81)
全米 ベスト8(1975・76)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 4位

スー・バーカー(Sue Barker、1956年4月19日 - )は、イングランドペイントン出身の元女子プロテニス選手。

1976年全仏オープン女子シングルス優勝者である。WTAツアーでシングルス15勝、ダブルス16勝を挙げた。強力なフォアハンド・ストロークを最大の武器にした選手である。

戦績

スー・バーカーが優勝した1976年当時、全仏オープンの女子シングルスは64名の選手による6回戦制で行われ、現在とは1ラウンド小さい規模のトーナメントであった。バーカーはこの大会で、3回戦から決勝までフルセットの試合が続き、決勝でもレナータ・トマノワチェコスロバキア)を 6-2, 0-6, 6-2 で退けた。この年はバーカーのテニス経歴でも最盛期にあたり、ウィンブルドンでは第7シードとして、4回戦でブラジルマリア・ブエノを破ったが、準々決勝で第4シードのマルチナ・ナブラチロワに 3-6, 6-3, 5-7 で競り負ける。全米オープンでは、4回戦で第1シードのクリス・エバートに 1-6, 0-6 で完敗した。

その後、バーカーの4大大会女子シングルスの成績は、1978年ウィンブルドンで第5シードのビリー・ジーン・キングに敗れた4回戦進出と、1980年1981年の2年連続で全豪オープンのベスト16入りがあった。シングルスでは1973年から1981年まで優勝記録がある。ダブルスではキャリアの後半に、日系人選手のアン清村と組んで多くのタイトルを獲得した。1984年に現役を引退し、現在はBBCテレビの解説者として活動している。2000年以後、ウィンブルドン選手権で男女シングルス決勝戦終了後のインタビューを担当している人が、このバーカーである。

イギリステニス界からは、1977年バージニア・ウェードを最後に地元ウィンブルドン選手権女子シングルスの優勝者が出現していない(2013年ウィンブルドン選手権男子シングルスでアンディ・マリーが77年ぶりに優勝した)。とはいえ、全仏オープンでも1976年のスー・バーカーを最後に、男女ともイギリス人のシングルス優勝者は出現していない。

4大大会優勝

大会 対戦相手 試合結果
1976年 全仏オープン レナータ・トマノワ 6-2, 0-6, 6-2

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