スルタンアフメトモスクとは? わかりやすく解説

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スルタンアフメト・モスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/29 23:05 UTC 版)

イスタンブール歴史地域
トルコ
スルタンアフメト・モスク
英名 Historic Areas of Istanbul
仏名 Zones historiques d'Istanbul
登録区分 文化遺産
登録基準 (1),(2),(3),(4)
登録年 1985年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
地図
使用方法表示
地図

スルタンアフメト・モスクトルコ語: Sultan Ahmet Camii)は、トルコイスタンブールを代表するモスクで、世界遺産であるイスタンブール歴史地域の歴史的建造物群のひとつ[1]オスマン帝国の第14代スルタンアフメト1世によって1609年から1616年の7年の歳月をかけて建造された[2]。設計はメフメト・アー。「世界で最も美しいモスク」と評される[3]

直径27.5mの大ドームと世界で唯一となる6本のミナレットをもち、内部は数万枚のイズニク製の青い装飾タイルやステンドグラスで彩られ、白地に青の色調の美しさからブルーモスクとも呼ばれる[4]

ブルーモスクと呼ばれるモスクには、他にスルタン・サラディン・アブドゥル・アジズ・モスクがある[5]

登録基準

この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (1) 人類の創造的才能を表現する傑作。
  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。
  • (4) 人類の歴史上重要な時代を例証する建築様式、建築物群、技術の集積または景観の優れた例。
  • スルタンアフメト・モスク ( Sultan Ahmet Camii)
  • How to Visit Blue Mosque

ギャラリー

脚注

  1. ^ 世界遺産から外れる? モスクとなったアヤソフィア”. 日本経済新聞 (2020年9月16日). 2024年11月5日閲覧。
  2. ^ デジタル大辞泉. “スルターンアフメットモスクとは? 意味や使い方”. コトバンク. 2024年11月5日閲覧。
  3. ^ 2023年 6月『イスタンブルの歴史地区』”. 世界遺産検定公式HP. 2024年11月5日閲覧。
  4. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説”. コトバンク. 2018年7月28日閲覧。
  5. ^ 『ことりっぷ 海外版 クアラルンプール マレーシア』昭文社、2017年、24頁。ISBN 978-4-398-15527-6 

関連項目

座標: 北緯41度0分19.74秒 東経28度58分38.59秒 / 北緯41.0054833度 東経28.9773861度 / 41.0054833; 28.9773861


スルタンアフメト・モスク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/14 23:48 UTC 版)

イスタンブール歴史地域」の記事における「スルタンアフメト・モスク」の解説

1616年アフメト1世建設させたモスクアヤソフィアの南隣、アト・メイダヌの東隣に位置し一帯地名、スルタンアフメトの由来となっている。6本のミナレット直径27.5mの大ドームをもち、数万イズニクタイルによって青く輝くことから「ブルー・モスク」の通称広く知られている

※この「スルタンアフメト・モスク」の解説は、「イスタンブール歴史地域」の解説の一部です。
「スルタンアフメト・モスク」を含む「イスタンブール歴史地域」の記事については、「イスタンブール歴史地域」の概要を参照ください。

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