スマートウェイ(次世代道路)
VICS、ETC、AHSなどの多様なITS技術を統合して組み込み、安全性、円滑性などにおいて画期的に優れた知能道路のこと。研究開発、実用化が進んできたITSの効果を総合的に発揮させるために共通基盤(プラットホーム)が必要であり、先端的ITS技術を統合してより高度な道路交通を実現する受け皿となる21世紀の道路としてスマートウェイの構想が浮上し、1998年7月、スマートウェイ推進会議が設置された。スマートウェイは道路と道路を走行するクルマとの間を光ファイバーネットワークなどで結ぶシステムを組み込んだ道路である。高知能自動車であるスマートカーおよび、スマートウェイとスマートカーの間の情報通信を円滑に行うための技術であるスマートゲートウェイと三位一体となって、システムの基準づくりなどITSの整備が推進されている。同推進会議では2002年以降、各地で広く社会への実用化実験を進めていき、第2東名・名神高速道路などをはじめとして、15年には全国の主要な幹線道路にスマートウェイを導入することを目指している。
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