スマウラフゲンゾウとは? わかりやすく解説

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須磨浦普賢象

須磨浦普賢象 須磨浦普賢象(スマウラフゲンゾウ)

花は大輪八重咲き黄緑色開花期4月下旬
神戸市須磨公園発見され普賢象枝変り品種で、平成生まれ黄緑色をした花の八重桜です。

スマウラフゲンゾウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 09:39 UTC 版)

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スマウラフゲンゾウ
スマウラフゲンゾウの花(平野神社
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosares
: バラ科 Rosaceae
: サクラ属 Prunus
: サトザクラ
P. lannesiana
学名
Cerasus serrulata
'Sumaura-fugenzo'[1]
和名
スマウラフゲンゾウ
(須磨浦普賢象)

スマウラフゲンゾウ須磨浦普賢象)は、サクラ栽培品種である。花期はソメイヨシノより遅く、結城市で4月の下旬頃[1]

特徴

日本花の会 結城農場 桜見本園にて

樹高は高木で樹形は傘状。1990年に神戸市須磨浦公園フゲンゾウ(普賢象)の枝変わりとして発見された[1][2]。花の色は黄色で、ウコン(鬱金)よりも黄色みが強く[2]、ウコンやギョイコウ(御衣黄)と同様咲き終わりには中心部から赤くなる[1]。ただし花弁数はそれらより遥かに多く、25以上[2]または50程度[1]。花径は4.5センチメートル[1]。ほかにも、萼片には常に鋸歯が顕著であること[1][2]、雌しべが通常2本だけで葉に変化していること[1][2]など、ウコンやギョイコウとの差異は随所に見られる。

フゲンゾウの枝変わりの中には、スマウラフゲンゾウのほかにも黄色の花を咲かせる「ソノサトキザクラ」があり、更にその枝変わりである「ソノサトリョクリュウ」は緑色の花である。

出典

  1. ^ a b c d e f g h 大場秀章・川崎哲也・田中秀明 『新日本の桜』 山と渓谷社、2007年、ISBN 978-4-635-06192-6
  2. ^ a b c d e 大原隆明 『サクラハンドブック』 文一総合出版、2009年、ISBN 978-4-8299-0181-6

関連項目

  • ウコン(鬱金) - 黄色の花を咲かせる桜。
  • ギョイコウ(御衣黄) - 緑色の花を咲かせる桜。



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