スポーツ心臓
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/09 14:10 UTC 版)
スポーツ心臓(スポーツしんぞう)、あるいはスポーツ心臓症候群とは、スポーツ選手に見られる心拡大と、それによる安静時心拍数の低下といった一過性変化を指す[1]。いずれも日常の運動が少ない人では心疾患とみなされるが、スポーツ選手では強度の運動に耐えるための適応とみなされ、取り立てて治療は必要ない。スポーツをする人すべてに見られる症状ではなく、特に高強度の有酸素運動であるマラソンなどの長距離走、自転車、クロスカントリースキーの他に、無酸素運動では高強度なウェイトトレーニングを行う人に見られる[2]。
- ^ Leslie T Cooper, Jr. Definition and classification of the cardiomyopathies. In: UpToDate, Rose, BD (Ed), UpToDate, Waltham, MA, 2007.
- ^ メルクマニュアル日本語版 第16節213章「スポーツ心臓症候群」
- ^ Maron, BJ, Pellicia, A, Spirito, P. Circulation 1995; 91:1596, PMID 7867202
- 1 スポーツ心臓とは
- 2 スポーツ心臓の概要
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