スベヒタイヘルメットイグアナとは? わかりやすく解説

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スベヒタイヘルメットイグアナ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/21 00:58 UTC 版)

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スベヒタイヘルメットイグアナ
スベヒタイヘルメットイグアナ Corytophanes cristatus
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
: 有鱗目 Squamata
亜目 : トカゲ亜目 Sauria
下目 : イグアナ下目 Iguania
: イグアナ科 Iguanidae
亜科 : バシリスク亜科 Corytophaninae
: ヘルメットイグアナ属
Corytophanes
: スベヒタイヘルメットイグアナ
C. cristatus
学名
Corytophanes cristatus
(Merrem, 1821)
和名
スベヒタイヘルメットイグアナ
英名
Helmeted iguana

スベヒタイヘルメットイグアナCorytophanes cristatus)は爬虫綱有鱗目トカゲ亜目イグアナ科(バシリスク科とする説もあり)ヘルメットイグアナ属に分類されるトカゲ。

分布

エルサルバドルコスタリカコロンビア北部、ニカラグアパナマベリーズホンジュラスメキシコ

形態

全長30-40cm。体色は個体により褐色、赤、オレンジ、黄緑等と様々で、黒い斑紋が入ることもある。また程度体色を変化させることもできる。

東部は大型で頭頂部から後頭部にかけてトサカ(クレスト)が伸び、背面のクレストに繋がる。種小名cristatusは「トサカ状の」の意で、このクレストに由来すると思われる。

生態

熱帯雨林に生息する。樹上性で野生では滅多に地上に降りないとされる。外敵に襲われると頭部のクレストを膨らませて威嚇する。

食性は動物食で昆虫類節足動物等を食べる。

繁殖形態は卵生。

人間との関係

ペット用として流通されることがあり、日本にも輸入されている。ほぼ野生個体のみが流通する。

高さのあるケージに止まり木や観賞植物を組み合わせたテラリウムで飼育する。少なくとも飼育下では同じ場所で動かずにじっとしていることが多い。森林に生息するためか極端な明るさを嫌う傾向があり、止まり木や観賞植物等でケージ内に日陰を多く作る必要がある。また高温にも弱いため日本の夏季における飼育にはエアコン等の冷房器具が必要になる。

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