スプレーグ式電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/09/05 15:25 UTC 版)
「京浜電気鉄道の4輪電車」の記事における「スプレーグ式電車」の解説
1890年(明治23年)に行われた第三回内国勧業博覧会で運転された日本初の電車である。大師電気鉄道開業にあたり保有していた三吉商会からまず1両が借り入れられ(電動車7号)、1899年(明治32年)6月にもう1両(付随車8号)とともに購入された。8号は元は電動車であったが、付随車とされたのは7号の予備部品確保のためと言われる。両車とも車両増備の都度最後尾の番号となるよう改番を繰り返したが、改軌時の1904年(明治37年)に廃車となったといわれる。1両が東京市街鉄道へ譲渡され「記念電車」として保存された。
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