スピッツ (犬)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/18 10:08 UTC 版)
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スピッツ(独: Spitz)は、口吻がとがり、耳が立ったイヌの系統である[1]。スピッツ(シュピッツ)とはドイツ語で「鋭利な、尖った」という意味である。国際畜犬連盟の犬の分類では、第5グループ「原始的な犬・スピッツ」に含まれる。日本語では特に日本スピッツを単に「スピッツ」と呼ぶことが多い[1]。
遺伝子研究の成果により、シベリアン・ハスキーや柴犬、チャウチャウ等のスピッツの一部は、よりオオカミに近い形質を残す、原始的な犬と考えられている[1]。日本の在来犬種はすべてスピッツ系である。一方、おなじくスピッツや原始的な犬に分類されているものでも、ジャーマン・スピッツやイビザン・ハウンド等のヨーロッパ原産の犬種や、ファラオ・ハウンド等は、より家畜化が進んだ犬種で、牧羊犬に近いという[1]。なお、ジャーマン・シェパード・ドッグ等、立ち耳で尖ったマズルを持っていても、スピッツとは呼ばれない犬種もある[1]。
脚注
「スピッツ (犬)」の例文・使い方・用例・文例
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