スダレカワハギとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > スダレカワハギの意味・解説 

スダレカワハギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/13 00:38 UTC 版)

スダレカワハギ
スダレカワハギ Acreichthys radiatus
保全状況評価
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 条鰭綱 Actinopterygii
: フグ目 Tetraodontiformes
: カワハギ科 Monacanthidae
: フチドリカワハギ属 Acreichthys
: スダレカワハギ A.radiatus
学名
Acreichthys radiatus
Popta,1900
英名
radial filefish
radial leatherjacket

スダレカワハギ (簾皮剥、学名:Acreichthys radiatus)は、フグ目カワハギ科に属する海水魚

英名の「radial filefish」も、種小名の「radiatus」も、「放射状の」という意味で、本種の目から放射状に広がる模様に由来する。

形態

体長は最大7cmだが、基本は2〜5cm[1]。体色は薄い茶色やオレンジ、緑がかった色など変異が多い。体側面の前半分では目から放射状に細く白い縞が広がり、後半分には細い白色の横縞が入る。背鰭の棘条は2本、軟条は合計26〜29本。臀鰭の軟条は合計25〜27本。胸鰭や臀鰭は白く、尾鰭は白い横縞が入る。背鰭の棘条や頭部背側に多数の皮弁をもつ。性成熟したオスは尾柄にも皮弁をもつ。

生態

西太平洋に分布し、日本でも琉球列島で見られる。水深の浅いサンゴ礁に生息し、サンゴのポリプを捕食する。体色を変化させ、ウミアザミなどのサンゴに擬態する。

ウミアザミに擬態する本種

人間との関係

観賞魚として飼育される。

脚注

  1. ^ Froese, Rainer and Pauly, Daniel, eds. (2006). "Acreichthys radiatus" in FishBase. April 2006 version.

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  スダレカワハギのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スダレカワハギ」の関連用語

1
16% |||||

スダレカワハギのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スダレカワハギのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスダレカワハギ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS