スターバック島とは? わかりやすく解説

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スターバック‐とう〔‐タウ〕【スターバック島】

読み方:すたーばっくとう

Starbuck Island太平洋中部キリバス領のライン諸島の島。名称は、19世紀にこの島を発見した英国捕鯨船船長にちなむ。19世紀末まで燐(りん)鉱石採取が行われた。現在は無人環礁で、セグロアジサシをはじめ、多く海鳥繁殖地となっている。


スターバック島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/29 03:00 UTC 版)

スターバック島
現地名:
Starbuck Island

愛称: ボランティア島、バレン島、コーラルクィーン島、ヒーロー島
宇宙から見たスターバック島
地理
場所 中部太平洋
座標 南緯5度37分0秒 西経155度56分0秒 / 南緯5.61667度 西経155.93333度 / -5.61667; -155.93333
諸島 ライン諸島
面積 16.2 km2 (6.3 sq mi)
長さ 8.9 km (5.53 mi) (東西方向)
3.5 km (2.17 mi) (南北方向)
最高標高 5 m (16 ft)
行政
区域 ライン諸島
人口統計
人口 0
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スターバック島(―とう、Starbuck Island)は、中部太平洋ライン諸島に位置するキリバス共和国が領有する無人の環礁である。別名はボランティア島。他にも、バレン島、コーラルクィーン島、ヒーロー島などと呼ばれていたこともある。

島の大きさは、東西約8.9km、南北約3.5km。1823年イギリス捕鯨船船長オベッド・スターバック英語版によって発見された。その後、1856年グアノ島法に基づいてアメリカが領有を宣言したが、1866年以降はイギリス人の支配下に置かれた。1870年から1893年にかけてリン酸塩鉱物の採掘が行われた。島の標高が最も高い場所でも約5mという低海抜のため、危険な暗礁が島の周囲に存在し、多くの船が19世紀後半に難破している。

スターバック島は、国際連合によって保護地域に指定されるとともに、セグロアジサシの繁殖地にもなっている。




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