スタンフォード・シンクロトロン放射光施設
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「SLAC国立加速器研究所」の記事における「スタンフォード・シンクロトロン放射光施設」の解説
スタンフォード・シンクロトロン放射光施設 (SSRL) はSLACキャンパスに位置するシンクロトロン放射光ユーザー施設である。元々は素粒子物理学のために建てられ、J/ψ中間子が発見された実験で使われた。溜められた電子ビームによって放出される大強度のシンクロトロン放射光が分子構造を研究するのに有用であることから、現在は専ら材料科学と生物学の実験に利用されている。1990年代初頭、メインの線形加速器から独立して稼働できるように、このストレージリングのための独立した電子インジェクターが造られた。
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