スタブフィルタ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/21 00:23 UTC 版)
スタブフィルタはバイパス型のもので、高周波回路用フィルタの一種である。目的の周波数に対してインピーダンスが無限大となり、これ以外のものについては接地に対してほぼ短絡状態となるため、サージを接地に流すことができる。広帯域を扱う高周波回路への使用は困難、目的の周波数が低くなるほど大型となるのが欠点であるが、トータルとして避雷器とは比較にならないほどの良好な特性を得ることが可能であり、主にUHF以上を扱う送信空中線系統に用いられる。本来のスプリアス対策用のものはサージ処理能力が低い(サージ処理を考えていない)ことがあるので注意が必要である。
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