スクイズ・セメンチング
【英】: squeeze cementing
ケーシングのリーク箇所やガンパー孔などから坑壁とケーシングとの間または地層内にセメント・スラリーを圧入する作業をいう。これは、プライマリー・セメンチングの結果をセメントボンド・ログなどで検層してセメンチング不完全の箇所があった場合とか、ケーシングのリーク箇所を補修したりするために局所的に行われる。(→セメンチング) |

スクイズセメンチング Sqeeze Cementing
スクイズセメンチングは、坑内の特定個所にセメントスラリーを圧入することをいう。その目的は、坑内圧力の保持が必要な個所の補修や地層圧力やコミュニケーションの遮断である。不完全なケーシングセメンチングの補修、ケーシングダメージ(腐食・磨耗など)や圧力漏れの補修、パーフォレーション口の閉鎖、地層流体の移動・圧力導通の防止、逸泥層への対処などに用いられる。スクイズ手法としては、必要な箇所にセメントスラリーをスポットした後、パイプを安全圏に引き揚げBOPを閉じて加圧するブラドンヘッド法とパッカーを用いるスクイズパッカー法がある。スクイズセメンチングでは、圧入圧力、送入量やスラリー特性など多くの事に注意を払わなければならない。 | |
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分野 | セメンチング |
同義語 | |
関連用語 | セメンチング, セメント, セメントスラリー, ブラドンヘッド法, スクイズパッカー法 |
類似語 | |
略語 | |
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スクイズ・セメンチングと同じ種類の言葉
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