ジョージ・ロウザーとの出会い
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「エドワード・ロー」の記事における「ジョージ・ロウザーとの出会い」の解説
ローと仲間たちはボストンとニューヨーク間の航路を通る商船を付け狙い、ロードアイランドの沖でスループ船を奪った。そのまま港に警告が届かぬ合間にローズマリー近郊で多数の非武装の商船を略奪した。 ケイマン諸島海域に入ったローはそこで海賊ジョージ・ロウザー(ジョージ・ラウザ)船長と出会い、彼の副官となる。当初乗り込んだ100トンのハッピーデリバリー号がインディアンによって破壊されたため、ロウザーらと共にスループ船レンジャー号に乗り換えた。ロウザーとローは相手の手首を縛り上げ、指の間に燃える板を挟み、骨が剥き出しになるまで指を焼くという拷問をよく行った。 1722年5月28日、ロウザーとローは六門の砲で武装したブリガンティン船、レベッカ号を拿捕した。しかしこれを機にロウザーはローとの同盟を解消する事を決心した。ローは常に規律を乱し、あまりに野心的な故に船長のやり方にいつも満足しなかったからである。投票が行われ、ローは44人の乗組員と共にレベッカ号に移り、ロウザーの一味と訣別する事となった。
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