ジョン・クローナスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ジョン・クローナスの意味・解説 

ジョン・クローナス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/15 03:01 UTC 版)

ジョン・クローナス
プロフィール
リングネーム ジョン・クローナス
ジ・イリミネーター
本名 ジョージ・バーナード・カイアッツォ
ニックネーム イリミネーター・クローナス
身長 193cm
体重 116kg
誕生日 1969年1月13日
死亡日 2007年7月18日(満38歳没)
出身地 アメリカ合衆国
マサチューセッツ州
ボストン
トレーナー キラー・コワルスキー
デビュー 1989年
引退 2002年
テンプレートを表示

ジョン・クローナスJohn Kronus)のリングネームで知られるジョージ・カイアッツォGeorge B. Caiazzo1969年1月13日 - 2007年7月18日)は、アメリカ合衆国プロレスラーマサチューセッツ州ボストン出身[1]

来歴

キャリア初期

プロレスラーになる以前はナイトクラブバウンサーとして生計を立てていたが、後に盟友となるペリー・サターンと出会った事によりキラー・コワルスキー主宰のレスリングスクールにてトレーニングを開始し、1989年ジ・イリミネーターThe Eliminator)のリングネームでプロレスラーデビューを果たす。

1990年、リングネームをジョン・クローナスJohn Kronus)へと変更してサターンとのタッグチーム、ジ・イリミネーターズThe Eliminators)を結成。1991年よりジェリー・ジャレットが主宰するUSWA(United States Wrestling Association)に参戦。1994年4月25日、USWA世界タッグ王座を保持するブライアン・クリストファー & エディ・ギルバートに挑戦して勝利し、ベルトを奪取した。6月よりUSWA世界タッグ王座を巡ってPG-13(JCアイス & ウルフィーD)と長期抗争を展開。11月29日には初来日を果たし、WARに参戦。板倉広 & バンピーロ・カナディエンセと対戦して勝利を勝利を収めている。

ECW

1995年9月、サターンと共にECWと契約を交わし入団。入団して早々タッグ戦線で活躍。11月18日のNovember To Remember 1995ではピットブルズ(ピットブル1号 & ピットブル2号)と対戦して敗戦した事により抗争を開始。1996年2月3日、Big Apple Blizzard BlastにてECW世界タッグ王座を保持するミック・フォーリー & マイキー・ウィップレックと対戦して勝利し、ベルトを奪取。王座戴冠後はトップとして君臨し、ダッドリー・ボーイズババ・レイ・ダッドリー & ディーボン・ダッドリー)、ザ・ギャングスターズ(ニュー・ジャック & ムスタファ・サイード)といったタッグチームと王座を巡って激闘を繰り広げた。

1997年4月13日、ダッドリー・ボーイズからECW世界タッグ王座を奪取して3度目の戴冠となるが6月にサターンがECWから突然退団した事により1人で王座を防衛しなくてはいけない状況に陥り同月20日にダッドリー・ボーイズとの王座戦において2on1によるハンディーキャップマッチを行って敗戦し、ベルトを奪われた。王座陥落後、8月よりムスタファ・サイードとタッグを解消したニュー・ジャックとタッグチーム、ザ・ギャングスタネーターズThe Gangstanators)を結成。9月20日のAs Good As It Getsにてダッドリー・ボーイズからECW世界タッグ王座を奪取して4度目の戴冠となった。

1998年3月、スパイク・ダッドリーと短期間タッグを組んで活動。4月には来日し、FMWに参戦。同月30日にはリッキー・フジと組んで 邪道 & 外道と対戦するが敗戦した。ECWでは5月よりシングルプレイヤーに転向するが中堅の位置へと留まり、1999年3月にECWから退団した。

インディー団体

ECW退団後、CZWや元ECW所属のレスラーが集結するXPW(Xtreme Pro Wrestling)に参戦。2002年4月13日にCZWに出場したのを最後にプロレスラーとしてのキャリアから引退する事を発表した。しかし、2005年にWWEがECW One Night Stand 2005を開催する前にアンチテーゼを唱えたシェーン・ダグラスが先手を打って開催したECWリユニオンイベントであるHardcore Homecomingに参戦。6月10日にはニュー・ジャックと組んでバッド・ブリード(イアン・ロッテン & アクセル・ロッテン)、11月5日にはボールズ・マホーニーと対戦した。

2007年7月18日、ニューハンプシャー州ラコニアに所在する交際していた女性宅で心不全を起こし逝去した。享年38歳であった[2]

得意技

パンプハンドル・パイルドライバー
相手の背後に立ち、相手の片腕を相手の股間を通して自らの片手で相手の手首を掴み、コブラツイストのように相手のもう片方の腕の下から自分の片腕を通して相手の首の後ろに回した体勢から、パイルドライバーを決める。
ガットレンチ・パイルドライバー
ダイビング・エルボードロップ
ハンドスプリング・バックエルボー
ペリー・サターンとの合体技。サターンがフライングニールキック、クローナスが水面蹴りを同時に放つ。

獲得タイトル

ECW
w / ペリー・サターン : 3回
w / ニュー・ジャック : 1回
USWA
  • USWA世界タッグ王座 : 1回
w / ペリー・サターン

他、アメリカのインディー団体を中心に多数のタイトルを獲得。

入場曲

  • No Remorse
  • Real Solution 9
  • Total Elimination
  • Wait and Bleed

脚注

  1. ^ John Kronus”. Online World of Wrestling. 2014年4月28日閲覧。
  2. ^ Another Wrestler's 'Untimely' Death”. ABCNews. 2007年7月20日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ジョン・クローナス」の関連用語

ジョン・クローナスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ジョン・クローナスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのジョン・クローナス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS