ジョン・ウィリアム・カズンとは? わかりやすく解説

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ジョン・ウィリアム・カズン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/17 00:19 UTC 版)

ジョン・W・カズン
ペンネーム John W. Cousin, J.W. Cousin
誕生 John William Cousin
1849年
スコットランド
死没 1910年12月
イギリス
職業 著作家編集者アクチュアリー
国籍 イギリス
ジャンル ノンフィクション伝記百科事典文芸評論
代表作 A Short Biographical Dictionary of English Literature
ウィキポータル 文学
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ジョン・ウィリアム・カズン(John William Cousin、1849年1910年)は、イギリス著作家編集者伝記作家。父ウィリアム・カズン (William Cousin) と母アン・ロス・カズン英語版の間に生まれた6人きょうだいのひとりであり、母は聖歌の作詞家としてスコットランドでは広く知られた人物であった[1]。カズンは、アクチュアリー(保険数理士)の団体ファカルティ・オブ・アクチュアリーズ英語版のフェローであり[2]、エディンバラ・アクチュアリー協会 (Actuarial Society of Edinburgh) の書記でもあり[3]1907年にはヘンリー・ワズワース・ロングフェローの詩『エヴァンジェリン (Evangeline)』を校訂し、序文を付けて出版した。

しかし、カズンはもっぱら、多数の作家や文学関係者の評伝を収録し、1910年J・M・デント英語版からエブリマンズ・ライブラリー英語版の1冊として初版が出版された『A Short Biographical Dictionary of English Literature』の編集者として名が知られていた[1]。カズンの業績の大部分は、後にデヴィッド・クロイトン・ブラウニング (David Clayton Browning) が『Everyman's Dictionary of Literary Biography』を編纂する際に流用され、1958年に初版が出て、1960年代1970年代を通して版が重ねられた。

おもな著作

脚注

  1. ^ a b Lee, Sidney, ed. (1912). "Cousin, Anne Ross" . Dictionary of National Biography (2nd supplement) (英語). Vol. 1. London: Smith, Elder & Co. p. 426.
  2. ^ Faculty of Actuaries in Scotland Transactions of the Faculty of Actuaries. Vol. 1. No. 4. London: Charles & Edwin Layton, 1902. (pg. 1)
  3. ^ The Insurance Yearbook, 1898-9. [Life and Miscellaneous]. 26th ed. New York: The Spectator Company, 1898. (pg. 129)

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