ジョブの重要性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/26 09:57 UTC 版)
「ジョブ (プロレス)」の記事における「ジョブの重要性」の解説
プロレスはショービジネスである以上、観客を満足させることが最優先である。そのため、アングルで勝利者とやられ役の間にドラマを展開させ、ビッグマッチにおける決着戦で予定通りにジョブを実行する。 通常は、各プロレス団体内で設定されている格に基づいてジョブの担当者が決定される。地方興行でのメインイベントはトップレスラーとジョバーを組み合わせたタッグマッチが行われることが多い。 勝利者の格によっては、トップクラスのレスラーがジョバーを務めることもある。日本の場合、カール・ゴッチやキラー・カール・コックスの来日第一戦の吉村道明がその好例で、「吉村クラスの実力者が」ゴッチ、コックスの必殺技を食って敗れることにより、来るべき力道山、ジャイアント馬場との決戦に向けた盛り上げ役を務めたものである。あるいは、ブルーザー・ブロディが初来日時にタッグマッチでジャイアント馬場からフォールを奪ったように、エース自らジョブに回る場合もある。
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