ジフルフリルペルスルフィド
分子式: | C10H10O2S2 |
その他の名称: | フルフリルジスルフィド、Difurfuryl disulfide、Furfuryl disulfide、ジフルフリルジスルフィド、Difurfuryl persulfide、Bis(furfuryl) persulfide、Bis(2-furanylmethyl) persulfide、Di(furfuryl) persulfide、Bisfurfuryl persulfide |
体系名: | ビス[(2-フラニル)メチル]ペルスルフィド、ビス(2-フリルメチル)ペルスルフィド、ジフルフリルペルスルフィド、ビス(フルフリル)ペルスルフィド、ビス(2-フラニルメチル)ペルスルフィド、ジ(フルフリル)ペルスルフィド、ビスフルフリルペルスルフィド |
ジフルフリルジスルフィド
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/18 07:23 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ジフルフリルジスルフィド Difurfuryl Disulfide[1] |
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別称
フルフリルジスルフィド
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 4437-20-1 |
特性 | |
化学式 | C10H10O2S2 |
モル質量 | 226.32 g mol−1 |
外観 | 黄色の液体 |
匂い | メルカプタン様の不快臭[2] |
融点 | 10~11℃[2] |
沸点 | 121℃(0.1kPa) |
危険性 | |
引火点 | >110℃[2] |
関連する物質 | |
関連物質 | フラン-2-イルメタンチオール ビス(2-メチル-3-フリル)ジスルフィド |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ジフルフリルジスルフィド(英: Difurfuryl Disulfide)は、化学式C10H10O2S2で表される有機硫黄化合物の一種である。
性質
二つのフラン-2-イルメタンチオール分子がジスルフィド結合し二量化したような構造を持つ。天然には、白パンや焙煎したコーヒーに含まれる。不快なメルカプタン臭を持つが、希釈するとキャラメルのような焙煎香となる[2]。
用途
コーヒーフレーバーをはじめ、食品香料として幅広く使用される[2]。
脚注
- ^ ジフルフリルジスルフィド(東京化成工業)
- ^ a b c d e (合成香料編集委員会 2016, p. 783)
参考文献
- 合成香料編集委員会『合成香料 化学と商品知識(増補新版)』化学工業日報社、2016年。ISBN 978-4-87326-677-0。
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