ジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/01 23:40 UTC 版)
ジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ(dihydroorotate dehydrogenase, DHOD, DHODH)は、ピリミジンde novo生合成経路において第4反応であるジヒドロオロト酸からオロト酸への酸化を触媒する酵素である。ジヒドロオロト酸脱水素酵素とも。
アミノ酸配列の類似性に基づき以下の表のように分類されており、これらは電子受容体、四次構造、細胞内局在などが異なっている。いずれも補因子としてFMNを結合するフラボタンパク質である。
クラス | 記事名 | EC番号 | 電子受容体 | 四次構造 | 細胞内局在 |
---|---|---|---|---|---|
1A | ジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ (フマル酸) | 1.3.98.1 | フマル酸 | ホモ2量体 | 細胞質 |
1B | ジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ (NAD+) | 1.3.1.14 | NAD+ | ヘテロ4量体 | 細胞質 |
ジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ (NADP+) | 1.3.1.15 | NADP+ | |||
2 | ジヒドロオロト酸デヒドロゲナーゼ (キノン) | 1.3.5.2 | キノン | ミトコンドリア内膜(真核生物) 細胞膜(原核生物) |
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