ジオポテンシャル高度とは? わかりやすく解説

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ジオポテンシャル

(ジオポテンシャル高度 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/29 01:09 UTC 版)

ジオポテンシャル(Geopotential)とは、地球重力ポテンシャルである(ただし地球自転による遠心力も勘案したもの)。ジオイド面決定とも直接的関係を持ち、測地学測量の分野でも重要である。




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ジオポテンシャル高度

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/11 00:45 UTC 版)

ジオポテンシャル」の記事における「ジオポテンシャル高度」の解説

地球ジオイド面基準として鉛直方向z軸をとり、物体のする仕事測るジオイド面からの高さhによってジオポテンシャル定義され、 Φ = ∫ 0 h g ( ϕ , z ) d z {\displaystyle \Phi =\int _{0}^{h}g(\phi ,z)dz} ここで、 g ( ϕ , z ) {\displaystyle g(\phi ,z)} は重力加速度であり、φは緯度である。 つまりΦは単位質量あたりの重力場の中でのポテンシャルエネルギーである。これをジオイド面での標準重力加速度 g 0 {\displaystyle g_{0}} で割った値: Z g = Φ g 0 {\displaystyle Z_{g}={\frac {\Phi }{g_{0}}}} を、ジオポテンシャル高度(geopotential height)として定義する地球物理学者たちは、幾何学的な高さ(海抜ではなく、このジオポテンシャル高度を用いる。多く場面で計算便利だからである。例えば、数値予報モデル基礎となっているプリミティブ方程式においては、ジオポテンシャル高度を用いると遠心力空気密度測ることが困難)の取り扱い簡単になる

※この「ジオポテンシャル高度」の解説は、「ジオポテンシャル」の解説の一部です。
「ジオポテンシャル高度」を含む「ジオポテンシャル」の記事については、「ジオポテンシャル」の概要を参照ください。

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