ジェームズ・ガンドルフィーニ
(ジェームズ・ギャンドルフィーニ から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/03 05:01 UTC 版)
| ジェームズ・ガンドルフィーニ James Gandolfini |
|||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
ジェームズ・ガンドルフィーニ
|
|||||||||||||||||||||||||||
| 本名 | James Joseph Gandolfini Jr.[1] | ||||||||||||||||||||||||||
| 生年月日 | 1961年9月18日 | ||||||||||||||||||||||||||
| 没年月日 | 2013年6月19日(51歳没) | ||||||||||||||||||||||||||
| 出生地 | |
||||||||||||||||||||||||||
| 死没地 | |
||||||||||||||||||||||||||
| 国籍 | |
||||||||||||||||||||||||||
| 職業 | 俳優、プロデューサー | ||||||||||||||||||||||||||
| ジャンル | 映画、テレビドラマ、舞台 | ||||||||||||||||||||||||||
| 活動期間 | 1992年 - 2013年 | ||||||||||||||||||||||||||
| 配偶者 | Marcy Wudarski(1999年 - 2002年) デボラ・リン(2008年 - ) |
||||||||||||||||||||||||||
| 著名な家族 | マイケル・ガンドルフィーニ(息子) | ||||||||||||||||||||||||||
| 主な作品 | |||||||||||||||||||||||||||
| 映画 『トゥルー・ロマンス』 『ターミナル・ベロシティ』 『クリムゾン・タイド』 『8mm』 『バーバー』 『ジャッキー・コーガン』 『ゼロ・ダーク・サーティ』 『おとなの恋には嘘がある』 『クライム・ヒート』 テレビドラマ 『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』 |
|||||||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||||||
ジェームズ・ジョゼフ・ガンドルフィーニ・ジュニア(James Joseph Gandolfini Jr., 1961年9月18日 - 2013年6月19日[2])は、アメリカ合衆国の俳優。ジェームズ・ギャンドルフィーニとも表記される。
来歴
ニュージャージー州出身。身長185センチ、体重120キロと大柄。ラトガース大学を卒業後、ニューヨークの舞台でキャリアを積む。
ブロードウェイ・デビューは1992年のジェシカ・ラング主演『欲望という名の電車』。また同年、『刑事エデン/追跡者』で殺人の容疑者になるイタリア系のチンピラ役で映画デビュー(彼自身もイタリア系である)。
『トゥルー・ロマンス』で注目されて以降、多数の話題作に主に悪役で出演する。『ザ・メキシカン』への出演は共演のジュリア・ロバーツからの推薦によるもの。
1999年から放送されたテレビドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』の主人公トニー役が絶賛され、エミー賞(3回)、ゴールデングローブ賞、俳優組合賞などで主演男優賞を受賞。
2013年6月19日、イタリア・シチリアのタオルミーナで開催される第59回タオルミーナ映画祭に出席するため滞在していたローマで心臓発作のため51歳で急死した[2]。死後に公開された『おとなの恋には嘘がある』で第20回全米映画俳優組合賞助演男優賞をはじめ、様々な映画賞にノミネートされ、第34回ボストン映画批評家協会賞では助演男優賞を受賞した。
私生活
1999年に結婚し、男児が誕生するが、2002年12月に離婚。2年後、映画監督助手のローラ・ソモーザと婚約した[3]。しかし翌年婚約解消が報道された[4]。2008年には元モデルのデボラ・リンと婚約した[5]。息子のマイケル・ガンドルフィーニも俳優になり、2021年に『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』の前日譚にあたる映画『ソプラノズ ニューアークに舞い降りたマフィアたち』で彼が演じたトニー・ソプラノの青年時代を演じた[6][7][8][9]。サックスの演奏が特技。
出演
映画
| 公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1991 | ラスト・ボーイスカウト The Last Boy Scout |
クレジットなし | |
| 1992 | 刑事エデン/追跡者 A Stranger Among Us |
トニー | |
| 1993 | ビッグ・マネー・ブルース Money for Nothing |
ビリー・コイル | 日本劇場未公開 |
| トゥルー・ロマンス True Romance |
ヴァージル | ||
| 最高の恋人 Mr. Wonderful |
マイク | ||
| 1994 | 愛に気づけば… Angie |
ヴィニー | |
| ターミナル・ベロシティ Terminal Velocity |
ベン・ピンクウォーター | ||
| 1995 | アメリカの贈りもの Le nouveau monde |
ビル | |
| クリムゾン・タイド Crimson Tide |
ボビー・ドガーティ大尉 | ||
| 1996 | ゲット・ショーティ Get Shorty |
ベアー | |
| 陪審員 The Juror |
エディ | ||
| NY検事局 Night Falls on Manhattan |
ジョーイ | ||
| 1997 | シーズ・ソー・ラヴリー She's So Lovely |
キーファー | |
| 12人の怒れる男 評決の行方 12 Angry Men |
陪審員6番 | テレビ映画 | |
| ペルディータ Perdita Durango |
ウッディ | ||
| 真夜中のサバナ Midnight in the Garden of Good and Evil |
クレジットなし | ||
| 1998 | 悪魔を憐れむ歌 Fallen |
ルー | |
| マイ・フレンド・メモリー The Mighty |
ケニー・ケイン | ||
| シビル・アクション A Civil Action |
アル・ラヴ | ||
| 1999 | 8mm 8mm |
エディ・ポール | |
| 2001 | ザ・メキシカン The Mexican |
ウィンストン | |
| バーバー The Man Who Wasn't There |
ビッグ・デイヴ・ブリュースター | ||
| 2002 | ラスト・キャッスル The Last Castle |
ウインター大佐 | |
| 2004 | 恋のクリスマス大作戦 Surviving Christmas |
トム・ヴァルコ | 日本劇場未公開 |
| 2006 | ロスト・ストーリー Lonely Hearts |
チャールズ・ヒルダーブラント | 日本劇場未公開 |
| オール・ザ・キングスメン All the King's Men |
タイニー・ダフィ | ||
| 2007 | ロンリーハート Lonely Hearts |
チャールズ・ヒルダーブランド | |
| 2009 | サブウェイ123 激突 The Taking of Pelham 123 |
ニューヨーク市長 | |
| かいじゅうたちのいるところ Where the Wild Things Are |
キャロル | 声の出演 | |
| みんなのしらないセンダック Tell Them Anything You Want: A Portrait of Maurice Sendak |
本人役 | ||
| 2010 | クリステン・スチュワート ロストガール Welcome to the Rileys |
ダグ・ライリー | 日本劇場未公開 |
| 2011 | 天使の処刑人 バイオレット&デイジー Violet & Daisy |
マイケル | |
| 2012 | ジャッキー・コーガン Killing Them Softly |
ミッキー | |
| ゼロ・ダーク・サーティ Zero Dark Thirty |
レオン・パネッタ | ||
| 2013 | 俺たちスーパーマジシャン The Incredible Burt Wonderstone |
ダグ・ムーニー | |
| Nicky Deuce | Bobby Eggs | テレビ映画 | |
| おとなの恋には嘘がある Enough Said |
アルバート | 第34回ボストン映画批評家協会賞助演男優賞受賞 | |
| 2014 | クライム・ヒート The Drop |
カズン・マーヴ | 遺作 日本劇場未公開 |
テレビシリーズ
| 放映年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 1999-2007 | ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア The Sopranos |
トニー・ソプラノ | 主演 |
CM
脚注
- ^ “James Gandolfini Is Dead at 51; a Complex Mob Boss in 'The Sopranos'”. The New York Times 2015年12月5日閲覧。
- ^ a b “「ザ・ソプラノズ」主演ジェームズ・ガンドルフィーニさん急逝 享年51歳”. シネマトゥデイ (2013年6月20日). 2025年6月19日閲覧。
- ^ “J・ギャンドルフィーニ、婚約”. シネマトゥデイ. (2004年1月14日) 2012年12月5日閲覧。
- ^ “ジェームズ・ギャンドルフィーニ、婚約解消?”. シネマトゥデイ. (2005年1月28日) 2012年12月5日閲覧。
- ^ “「ザ・ソプラノズ」のジェームズ・ギャンドルフィーニ、婚約”. シネマトゥデイ. (2008年1月11日) 2012年12月5日閲覧。
- ^ “‘Sopranos’ Prequel Film Finds Young Tony: Michael Gandolfini Is Chip Off Old Block”. Deadline Hollywood. 2023年1月15日閲覧。
- ^ “映画版「ザ・ソプラノズ」にジェームズ・ガンドルフィーニさんの息子”. シネマトゥデイ. (2019年1月23日) 2023年1月15日閲覧。
- ^ “『ザ・ソプラノズ』前日譚の『Many Saints of Newark』予告編に鳥肌…!主演はジェームズ・ガンドルフィーニの実の息子”. フロントロウ. (2021年6月30日) 2023年1月15日閲覧。
- ^ “傑作ドラマ『ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア』誕生の物語、前日譚映画が日本上陸!”. 海外ドラマNAVI. (2021年11月11日) 2023年1月15日閲覧。
外部リンク
- ジェームズ・ガンドルフィーニのページへのリンク