シー・ガード
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シー・ガード | |
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種類 | 近接防御火器システム |
運用史 | |
配備期間 | 1986年-現在 |
配備先 | 採用国と装備艦艇を参照 |
開発史 | |
開発者 | エリコン・コントラヴェス |
開発期間 | 1977年 |
諸元 | |
重量 | 5,450 kg |
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砲弾 | 25x184 mm |
口径 | 25 mm[1] |
銃砲身 | 4本[2] |
仰角 | -14度 - +127度[1] |
旋回角 | 360度[1] |
発射速度 | 毎分3,400発[1] |
初速 | 1,335 m/s[1] |
有効射程 | 2,000m[2] |
シー・ガード(Sea Guard)は、スイスのエリコン・コントラヴェスが開発したCIWSで、トルコ海軍のフリゲートに装備されている[2]。
概要
本システムは1977年に開発が開始され、1982年に試作機完成、1985年に標的への実射試験に成功し、1986年にトルコ海軍に採用された。
レーダー、FCSはマウントには搭載されておらず、別個に艦に設置されている分離型CIWSである[2]。92口径のエリコン KBB 25mm機関砲を4連装にして搭載したマウントはシー・ゼニス(Sea Zenith)と呼ばれ[2]、重量5.45tで目標への追随性を上げるため、軸を斜めにして後ろに傾けたような特異な形状をしている。レーダーはTMKuと呼ばれるKuバンドレーダーで、1基で複数のマウントを管制できる[2]。トルコ海軍のフリゲートの場合、艦前方にレーダーとマウント各1基、後方にレーダー1基とマウント2基が装備されている[2]。
2021年現在、採用はトルコ海軍のみに留まっている[2]。
採用国と装備艦艇
脚注
出典
参考文献
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- 海人社『世界の艦船 別冊 艦載兵器ハンドブック 改訂第2版』2002年1月
- 海人社『世界の艦船』1991年11月号 No.443
- 海人社『世界の艦船』2003年4月号 No.609
- 多田智彦「世界の艦載兵器」『世界の艦船』第811号、海人社、2015年1月。
- 多田智彦「世界の艦載兵器<第14回>機銃 その3」『世界の艦船』第941号、海人社、2021年2月、145頁。
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、シー・ガードに関するカテゴリがあります。
- シー・ゼニスのページへのリンク