シールド工法の発明
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/14 03:08 UTC 版)
本科に属する貝による木材の食害がひどいので、これを避けるための多くの研究がなされた。 1800年代初頭、イギリスのエンジニアのマーク・ブルネルは、フナクイムシが木を掘ると同時に木材の膨張からどのようにして身を守るのかを観察した。これにより、ブルネルはモジュール式の鉄の枠組みを使ってトンネルを掘り進むシールド工法を発明し、テムズ川の脆弱な川底の下を通るトンネルの工事を成功させた。これほどの幅をもつ可航河川の下へ潜るトンネルは、これが最初であった。その後、 Greathead によって改善されたシールド工法は、現在もトンネル掘削において盛んに行われている。
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