シーズン中の改良
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/02/13 17:05 UTC 版)
「フェラーリ・F2008」の記事における「シーズン中の改良」の解説
新車発表会では、2007年シーズンのマシンであるF2007と同じフロントウイングを搭載していたが、開幕戦オーストラリアGPには、ノーズとウイング接合部がなめらかに繋がるように処理されるウイングを投入した。 第4戦スペインGPではノーズ上部に穴の開いた革新的なノーズを投入した。これはフロントウイング上部とノーズ下部の間に流れ込んだ空気を、ノーズにあけられた穴を通してノーズ上面に持ち上げることで、フロント部分で発生させるダウンフォース量を増加できるパーツであり、ハイダウンフォースコースで採用されている。この装備は同時にドラッグも増加させてしまうため、トルコGPやカナダGP、ベルギーGP、イタリアGPといった高速コースでは投入されなかった。 第11戦ハンガリーGPから、レッドブルがRB4で初めて導入したシャークフィンを新たに使用した。ただし、高速サーキットやドライバーの好み(中国GPでのライコネンは使用しなかった)によって装着されないときもあった。
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