シンチグラフィ
【概要】 画像検査の一つ。シンチ、あるいはシンチスキャンともいう。放射性同位元素で標識した無害な化学物質を微量注射し、一定時間後に体の外からγ線を検出するγカメラで撮影すると、その物質の体内での分布がわかる。目的に応じた物質を使い分ける。患者は楽。CTやMRIではわからないものがわかることがある。特別の施設と専任の取り扱い責任者が必要なので、設置施設数は少ない。
【詳しく】 エイズにおけるシンチの適応は、ニューモシスチス肺炎の診断(早期診断、他の肺炎との区別)、悪性リンパ腫、非定型抗酸菌症にクエン酸ガリウムのスキャンを行ない、広がりの診断に有用性が高い。カポジ肉腫ではガリウムでは陰性になる。

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