シンガポールケーブルカーとは? わかりやすく解説

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シンガポール・ケーブルカー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/16 01:02 UTC 版)

シンガポール・ケーブルカー
Mount Faber Line
Sentosa Line
概要
状態 Operational
システム モノケーブル着脱式ゴンドラリフト
位置 フェーバー山 / セントーサ島, Singapore
駅数 6
開業 1974年2月15日 (50年前) (1974-02-15) (フェーバー山線)
2015年7月14日 (8年前) (2015-07-14) (Sentosa Line)
運営
最大定員 67基、最大8名、1時間最大2000名乗車可
片道所要時間 15分
技術的特徴
区間長 1,650 m (5,410 ft)
System map

フェーバー山線
Mount Faber
HarbourFront
Add→{{rail-interchange}}
セントーサ線
Siloso Point
Imbiah Lookout
Sentosa
Merlion

シンガポール・ケーブルカー英語Singapore Cable Car)は、シンガポール南部のマウント・フェーバー (The Jewel Box Station) からハーバー・フロント (Harbourfront Station) を経由し、セントーサ島 (Sentosa Station) まで運行されているシンガポール島セントーサ島を結ぶ索道(ロープウェイ)である。運行会社ではケーブルカーと称しているが、日本の観点ではロープウェイである。イギリス英語では cable car という言葉で、索道を指すこともある。

概要

1974年2月15日に開業したロープウェイで、シンガポール島セントーサ島を結び、港の上空、海を越えていく。それぞれのキャビンの定員は大人6名で、一方向で一時間当たり最大1400人輸送することができる。ケーブルのすぐ上にある電話線に27個の赤色の航空障害灯が取り付けられている。料金は往復乗車で大人35SGD、小児25SGDである[1]

沿革

  • 1974年2月15日に開業
  • 1983年1月29日 下を通過した船がロープウェイに当たりキャビンが海に転落する事故が起こる。
  • 1988年 通算1000万人搭乗
  • 1994年 キャビンを交換
  • 1995年 通算2000万人搭乗
  • 1997年 通算2500万人搭乗
  • 1999年 床がガラスでできていて下が見えるキャビンを追加(翌年にも追加)。

施設

  • The Jewel Box Station
海抜93m。マウント・フェーバーにある駅。
  • Seah Im Tower
海抜80m。
  • Harbourfront Station
海抜69m。MRT北東線と接続
  • Selegu Tower
海抜88m。
  • Sentosa Station
海抜47m。

事故

1983年1月29日パナマ船籍の石油採掘用の船がロープウェイの下を通過した際にケーブルに当たってしまい2つのキャビンが55メートル下の海に落ち、7人が死亡するという事故が起こった。現在はセントーサ島シンガポール島に橋も架かり、大きな船がロープウェイの下を通過することはできない。

脚注

  1. ^ Singapore Cable Car Sky Network”. One Faber Group. 2020年5月5日閲覧。

関連項目

外部リンク




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