シドニーオリンピックでの判定問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/07 08:11 UTC 版)
「内股すかし」の記事における「シドニーオリンピックでの判定問題」の解説
シドニーオリンピック柔道男子100 kg超級決勝で、日本の篠原信一と、フランスのダビド・ドゥイエが対戦した際に、ドゥイエの内股に対して、篠原の内股すかしが決まったかに思われた。しかし、審議の結果審判3人のうち2人はドゥイエの内股で有効、1名の副審のみが篠原の一本勝ちを支持し、ドゥイエの有効となった。その後試合に敗れた篠原は銀メダルに終わった。 この判定が物議を醸し、精度向上のためビデオ判定や審判委員(ジュリー)によるチェックが導入されるきっかけ[要出典]となった。一方で、当の篠原は試合後の記者会見において、「残り時間で逆転できなかった自分が弱いから負けた」「(判定に不満は)ありません」と話し、その潔さも話題となった。
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