システインジオキシゲナーゼとは? わかりやすく解説

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システインジオキシゲナーゼ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 18:26 UTC 版)

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システインジオキシゲナーゼ, type I
識別子
略号 CDO1
Entrez英語版 1036
HUGO 1795
OMIM 603943
RefSeq NM_001801
UniProt Q16878
他のデータ
EC番号
(KEGG)
1.13.11.20
遺伝子座 Chr. 5 q23.2
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システインジオキシゲナーゼ(cysteine dioxygenase)は、L-システイン酸素分子の組み込みによってシステインスルフィン酸に酸化する非ヘム鉄酵素である。

システインスルフィン酸はシステイン異化の分岐点に位置し、ここからタウリン合成と硫酸塩合成の2種の経路を辿る。タウリン代謝のシステインスルフィン酸依存経路ではヒポタウリンが合成される。ヒポタウリンは後にタウリンに酸化される。また、システインスルフィン酸はアミノ基転移を受け、β-スルフィニルピルビン酸となり、ピルビン酸亜硫酸に分解する。

参考文献

  • Sakakibara S, Yamaguchi K, Hosokawa Y, Kohashi N, Ueda I (February 1976). “Purification and some properties of rat liver cysteine oxidase (cysteine dioxygenase)”. Biochim. Biophys. Acta 422 (2): 273–9. PMID 2307. 




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