シオジの森ふかしろ湖
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/17 02:07 UTC 版)
ダム湖は完成直前の2003年(平成15年)11月、事業主体の山梨県によってシオジの森ふかしろ湖と命名された。シオジとはモクセイ科の落葉広葉樹であるが葛野川流域はシオジの天然林が広く自生している流域でもあった。このシオジは地域のシンボルでもあり、新たに誕生した人造湖の名称を検討していた際に大月市や水没住民による組織「深城ダム対策委員会」、さらに流域住民から「シオジ」の名を入れるよう要請があった。山梨県はこれを受け入れて湖名を決定したという経緯がある。 ダム湖周辺の緑化対策も同時に行われ、ダム本体の原料となる骨材を採取した「原石山」跡地には法面緑化のほかコナラやヤマモミジといった自生する樹木を植樹して緑地再生を手掛けている。新緑や紅葉が湖に映えて美しい景観を見せる。冬季は湖面が氷結することもある。
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