サンダー・アンド・ライトニングとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > サンダー・アンド・ライトニングの意味・解説 

サンダー・アンド・ライトニング

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/03 14:27 UTC 版)

サンダー・アンド・ライトニング
シン・リジィスタジオ・アルバム
リリース
録音 1982年
ジャンル ハードロックヘヴィメタル
時間
レーベル ヴァーティゴ
ワーナー・ブラザース・レコード
プロデュース クリス・タンガリーディス
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 4位(イギリス)[1]
  • 10位(ノルウェー)[2]
  • 12位(スウェーデン)[3]
  • 40位(オランダ)[4]
  • 159位(アメリカ)
  • シン・リジィ アルバム 年表
    反逆者
    (1981年)
    サンダー・アンド・ライトニング
    (1983年)
    ラスト・ライヴ
    (1983年)
    テンプレートを表示

    サンダー・アンド・ライトニング』(Thunder and Lightning)は、アイルランド出身のハードロックバンドシン・リジィ1983年に発表したアルバム。スタジオ・アルバムとしては、12作目にして最後の作品となった。

    解説

    タイガース・オブ・パンタンジョン・サイクスを迎えて録音された。サイクス自身の発言によれば、彼がバンドに加入したのは、ちょうど本作のレコーディングが始まる時期で、既に収録曲のほとんどが作曲されており、サイクスはスタジオの中で「コールド・スウェット」を書いたという[5]

    またこの頃、サイクスは自前のアンプを所有しておらず、ライノットの指示でスタジオに置かれていたPEAVEY製のアンプを使用してレコーディングに挑んだという。サイクス曰く「俺の触った事の無いアンプで、ここから何とかして良い音を引っ張り出さないと!と思いながらあれこれ弄り始めたら、実は結構良い音でね、結局アルバム全編でそのPEAVEYを使ったんだ。」との事。

    イギリスでは、1981年11月27日のライヴ音源4曲を含むEPと抱き合わせた限定盤もリリースされた[6]。本作からは、「コールド・スウェット」(全英27位[1])、「サンダー・アンド・ライトニング」(全英39位[1])、「夕暮れにて」(全英52位[1])がシングル・ヒットした。

    バンドは、本作の発表に合わせてフェアウェル・ツアーを行う。そして1983年9月になると、ライノットはサイクスやブライアン・ダウニーと共にThree Musketeersというプロジェクトを立ち上げて北欧ツアーを行った[7]

    収録曲

    1. サンダー・アンド・ライトニング - "Thunder and Lightning" (Brian Downey, Phil Lynott) - 4:55
    2. ディス・イズ・ザ・ワン - "This Is the One" (P. Lynott, Darren Wharton) - 4:02
    3. 夕暮れにて - "The Sun Goes Down" (P. Lynott, D. Wharton) - 6:18
    4. 聖なる戦い - "The Holy War" (P. Lynott) - 5:13
    5. コールド・スウェット - "Cold Sweat" (P. Lynott, John Sykes) - 3:06
    6. ヒット・バック - "Someday She Is Going to Hit Back" (B. Downey, P. Lynott, D. Wharton) - 4:05
    7. ラヴ・アウェイ - "Baby Please Don't Go" (P. Lynott) - 5:11
    8. バッド・ハビッツ - "Bad Habits" (Scott Gorham, P. Lynott) - 4:05
    9. ハート・アタック - "Heart Attack" (S. Gorham, P. Lynott, D. Wharton) - 3:38
    2013年 デラックス・エディション ボーナスディスク(CD2)
    Tr.1~6は1981年にハマースミス・オデオンで行われたライブ音源。Tr.7~15はデモ音源。
    1. エンジェル・オブ・デス - "Angel of Death" (Lynott, Wharton) - 7:29
    2. 甘い言葉に気をつけろ - "Don't Believe a Word" (Lynott) - 8:15
    3. エメラルド - "Emerald" (Gorham, Robertson, Downey, Lynott) - 4:17
    4. ヤツらはレディ・キラー - "Killer on the Loose" (Lynott) - 5:38
    5. ヤツラは町へ - "The Boys Are Back in Town" (Lynott) - 5:09
    6. ハリウッド - "Hollywood (Down on Your Luck)" (Gorham, Lynott) - 4:36
    7. 夕暮れにて - "The Sun Goes Down" - 6:06
    8. バッド・ハビッツ - "Bad Habits" - 4:32
    9. ディス・イズ・ザ・ワン - "This Is the One" - 4:21
    10. サンダー・アンド・ライトニング - "Thunder and Lightning" - 4:58
    11. コールド・スウェット - "Cold Sweat" - 3:10
    12. ラヴ・アウェイ - "Baby Please Don't Go" - 5:38
    13. ハート・アタック - "Heart Attack" - 3:41
    14. 聖なる戦い - "The Holy War" - 5:17
    15. ヒット・バック - "Someday She Is Going to Hit Back" - 4:00

    カヴァー

    • サンダー・アンド・ライトニング
      • 屍忌蛇 - カヴァー・アルバム『STAND PROUD! ALL FOR HEAVY METAL』(1998年)に収録。
    • コールド・スウェット

    参加ミュージシャン

    脚注




    英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
    英語⇒日本語日本語⇒英語
      

    辞書ショートカット

    すべての辞書の索引

    「サンダー・アンド・ライトニング」の関連用語

    サンダー・アンド・ライトニングのお隣キーワード
    検索ランキング

       

    英語⇒日本語
    日本語⇒英語
       



    サンダー・アンド・ライトニングのページの著作権
    Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

       
    ウィキペディアウィキペディア
    All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
    この記事は、ウィキペディアのサンダー・アンド・ライトニング (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

    ©2025 GRAS Group, Inc.RSS