サメの混穫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/10 07:31 UTC 版)
マグロ延縄漁ではサメ類も混穫され、気仙沼港からのマグロ延縄漁では全体の75パーセントがヨシキリザメという結果が出ている(刺身用の三種のマグロが1025尾に対してヨシキリザメは16836尾である)。このサメ類の混穫ではフカヒレだけをとって捨てる場合も多く、環境保護団体に問題視されるが、日本においては魚肉もすり身として活用しており、無駄になってはいない。 かご罠漁の入り口に棒磁石を設置した物を千個以上用意して8カ月にわたり追跡した結果、混獲がほかのカゴに比べて30%少なく、漁獲も30%向上したという実験結果が出ている。
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