マグロ延縄漁
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/30 18:31 UTC 版)
マグロ延縄漁は、江戸時代の18世紀中ごろに紀伊半島から房総半島の南端に移り住んだ漁民たちの手により、現在の館山市にあたる布良港で始まったといわれている。布良には記念碑も建立している。 延縄によるマグロ漁は日本各地に広まり、最も有力な漁法となっている。太平洋戦争後は、日本近海のマグロ漁獲高の減少がすすみ、またマグロ需要の増加を受けて、日本の延縄船がインド洋、オーストラリア南方から大西洋まで進出した。欧米各国はマグロの激減を延縄漁に原因を求めており、マグロ漁の全世界的な禁止を提案している。
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