サブシステムの働き
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/07/06 08:38 UTC 版)
「クライアント/サーバー ランタイム サブシステム」の記事における「サブシステムの働き」の解説
CSRSSはユーザーモードのシステムサービスとして動作する。ユーザーモードプロセスがコンソールウィンドウで呼び出すファンクション、プロセスやスレッドの生成・破棄およびSide-by-Sideをサポートする。プロセスからのシステムコール要求はWin32ライブラリ (kernel32.dll, user32.dll, gdi32.dll) が肩代わりし、CSRSSが直接カーネルに働きかけるわけではない。しかし、ウィンドウマネージャーやGDIサービスの機能にはカーネルモードドライバー (win32k.sys) が直接呼び出される。Windows Vista以降ではShatter Attack(英語版)による脆弱性から守るため、Win32コンソールに関わる処理のほとんどはローカルユーザーのコンテキストで動作するConHost.exeに移されている。
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