ゴルウェイ・フッカー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/06/25 01:18 UTC 版)
ゴルウェイフッカーGalway Hookers(フイキェーリー・ナ・ガリヴァHúicéirí na Gaillimhe)はアイルランド伝統の特有な形をした船で、キャラローはその一大中心地といわれる。主なものにボイジ・ヴォイルBáid Mhóir(大船)とリャハヴォイジLeathbháid(半船)があり、当初は泥炭をコネマラからアラン諸島とクレア州のバレンへ運ぶのに使用されたが現在はそれらの泥炭は使われていない。さらに小さな船はグリョーチョーガといい、伝統的に漁に使われている。今日ではこれらの船の主な使用目的は競漕で、コネマラの沿岸には沢山のレガッタが行なわれている。有名な船にアン・スラホーンAn Sruthánの波止場のアン・ヴァイジャン・ヴァラAn Mhaighdean Mhara(人魚)と半島の反対側のマク・ドゥアハMac Duachがある。村の近くにある湖(Loch an Mhuillin)ではカラッハ(網代舟)レースが行なわれる。毎年クラニュー・ナ・モイッジCruinniú na mBáidの祭りではゴールウェイ湾をキャラローからキンヴァラまで横断する伝統のレースが行なわれている。
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