ゴマノハグサ科とは? わかりやすく解説

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ゴマノハグサ科

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/28 00:01 UTC 版)

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ゴマノハグサ科
Scrophularia nodosa
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: シソ目 Lamiales
: ゴマノハグサ科 Scrophulariaceae
学名
Scrophulariaceae Juss.

ゴマノハグサ科(ゴマノハグサか、Scrophulariaceae)は、双子葉植物シソ目に属するのひとつ。草本または低木からなる。世界的に分布し特に温帯や熱帯の高山に多い。は左右相称、花弁は合着して4-5裂し、シソ科に似た唇状、あるいは筒状になるものもある。果実は2つに裂ける。

下位分類

約56属2100種が属する[1]

かつての分類体系

次の属はかつてゴマノハグサ科とされていたが、APG植物分類体系で他の科へ移された。

キンギョソウ
ジギタリス

次の属は従来別科とされていた。

系統樹

APG分類体系のシソ目系統樹を示す。詳細については議論があり必ずしも確定的なものではないが、旧ゴマノハグサ科は少なくとも太字の数グループに分けられた。科名は系統に基づく新分類、カッコ内は旧分類。

ハマウツボ科(旧ゴマノハグサ科の多くを含む)

キリ科(旧ノウゼンカズラ科またはゴマノハグサ科)

ハエドクソウ科(旧ゴマノハグサ科の多くを含む)

シソ科(旧クマツヅラ科の一部を含む)

ゴマ科キツネノマゴ科

ノウゼンカズラ科タヌキモ科

シュレーゲリア科(旧ゴマノハグサ科)

クマツヅラ科ツノゴマ科

ゴマノハグサ科(旧フジウツギ科、ハマジンチョウ科も含む)

スティルベ科(旧クマツヅラ科)

オオバコ科(旧ゴマノハグサ科の多くとアワゴケ科、スギナモ科、グロブラリア科を含む)

イワタバコ科

カルセオラリア科(旧ゴマノハグサ科)

モクセイ科

(R. G. Olmstead et al.: American Journal of Botany 2001;88:348-361、K. Müller et al.: Plant biol (Stuttg) 2004;6:477-490等による)

脚注

  1. ^ Jan Thomas Johansson. “Scrophulariaceae”. 2014年5月5日閲覧。

参考文献

外部リンク



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