コース設計におけるバンカーの配置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 23:53 UTC 版)
「バンカー (ゴルフ)」の記事における「コース設計におけるバンカーの配置」の解説
コースの設計において、バンカーの配置を考えることは味わい深い作業である。 一例として、飛距離を稼げるゴルファーに対し、ティーグラウンドから目一杯飛ばして1打でグリーンを狙えるようなレイアウトを考える際、グリーン直前にバンカーを配置すれば「無理してでも1打でグリーンに何とか叩き込む」・あるいは「バンカーに嵌るのが怖いので少し手前を狙う」といったような『迷う』判断を、プレイヤーに求めさせることができる。 別の例として、初心者への(少しお節介な)配慮で、地面についたボールが長く転がってアウト・オブ・バウンズ(OB)になりがちな斜面にバンカーを設けることで、一種の『安全ゾーン』的な役割を与えることもある。ティーグラウンドから見てグリーンの後方に設けられたバンカーは、このような性質を帯びている。アプローチに失敗して、グリーンを越えて過度に飛ばしてしまったボールをキャッチすることで、OBの発生を抑える(OBするとペナルティが1打増えてしまう)役割を負っていると考えられる。
※この「コース設計におけるバンカーの配置」の解説は、「バンカー (ゴルフ)」の解説の一部です。
「コース設計におけるバンカーの配置」を含む「バンカー (ゴルフ)」の記事については、「バンカー (ゴルフ)」の概要を参照ください。
- コース設計におけるバンカーの配置のページへのリンク