通奏低音
(コンティヌオ から転送)
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通奏低音(つうそうていおん)とは、主にバロック音楽において行われる伴奏の形態。一般に楽譜上では低音部の旋律のみが示され、奏者はそれに適切な和音を付けて演奏する。イタリア語のバッソ・コンティヌオ (Basso continuo) の訳語で、伴奏楽器が間断なく演奏し続けるということからこの名がある。略してコンティヌオと呼ぶことも多い。ドイツ語でゲネラルバス (Generalbass) とも呼ばれる。
- ^ 音楽の友社 A.バートン編 / 角倉一朗訳 「バロック音楽 歴史的背景と演奏習慣」 第二章 記譜法、楽器法の項目
- ^ “通奏低音”. コトバンク. デジタル大辞泉. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 鈴木秀美. “通奏低音弾きの言葉では…”. アルテス電子版. 2018年12月19日閲覧。
- ^ “比喩的に使われた「通奏低音」というコトバは、たいていは誤用です”. クラングレーデ コンサート事務局ブログ. 2018年12月19日閲覧。
- ^ 吉松隆. “バロック音楽についての雑感”. 月刊クラシック音楽探偵事務所. 2018年12月19日閲覧。
- 1 通奏低音とは
- 2 通奏低音の概要
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