コリンダーカタログとは? わかりやすく解説

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コリンダーカタログ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/13 10:36 UTC 版)

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コリンダーカタログCollinder Catalogue)は、スウェーデン天文学者ペール・コリンダーが作成した、471個の散開星団を集録したカタログである。

概要

1931年に、コリンダーが発表した論文“On Structural Properties of Open Galactic Clusters and their Spatial Distribution(銀河系内の散開星団とその空間分布の構造的な特徴について)”の付録として公表された[1]1919年に、クヌート・ルントマルクが作り始めたカタログで、ヘンリー・ドレイパーカタログなどの測光データと分光データを兼ね備えたカタログデータを基に、散開星団までの距離を求めることを目的としていた[2]

カタログには座標の他、フランクリン=アダムズ星図の調査から導いた物理的、形態学的パラメータ、及びそこから計算した距離が記載されている[1]。星団内の恒星の分布傾向によって掲載天体を分類しているが、その分類補法が独特で、星の密集度が高くて偏りが小さく明るさも多様な「プレセペ型」、ややまばら/不規則で明るさもばらつく「プレアデス型」、星雲を伴っている「星雲型」、一つの明るい星の周囲に暗い星が集まり明るさの差が大きい「じょうぎ座μ型」、という分類になっている[2]

コリンダーカタログに掲載されている天体の大部分は、ニュージェネラルカタログインデックスカタログなど他の天体カタログの掲載天体との重複で、カタログ自体にもそれは記載されている。

命名規則

カタログ掲載天体は、Collinder+カタログ番号(例えば、Collinder 399)、または省略して、Col+カタログ番号もしくはCr+カタログ番号[3]で表記する。

主なコリンダー天体

脚注

  1. ^ a b Collinder, Per (1931), “On Structural Properties of Open Galactic Clusters and their Spatial Distribution. Catalog of Open Galactic Clusters”, Annals of the Observatory of Lund 2: B1-B46, Bibcode1931AnLun...2....1C 
  2. ^ a b Collinder, Per (1931), “On Structural Properties of Open Galactic Clusters and their Spatial Distribution. Catalog Description”, Annals of the Observatory of Lund 2: A5-A64, Bibcode1931AnLun...2....5C 
  3. ^ Dictionary of Nomenclature of Celestial Objects”. Centre de Données astronomiques de Strasbourg. 2017年1月6日閲覧。

関連項目

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