ゲノム位置と組織発現
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/23 03:02 UTC 版)
ABCC1タンパク質をコードする遺伝子であるABCC1プロモーター遺伝子は、核内の染色体16にある。このタンパク質は、細胞膜の基底(basolateral)側細胞内に存在し、膜の頂端(apical)側にある他のATP結合カセット輸送体(ABCタンパク質)とは異なる。ABCC1は一般に、ヒトのほとんどの組織で見られるが、肺、脾臓、精巣、腎臓、胎盤、甲状腺、膀胱、副腎で特によく見られる。また、血液脳関門の内皮細胞にも見られる。
※この「ゲノム位置と組織発現」の解説は、「MRP1」の解説の一部です。
「ゲノム位置と組織発現」を含む「MRP1」の記事については、「MRP1」の概要を参照ください。
- ゲノム位置と組織発現のページへのリンク