ケクロプスの子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/02 04:20 UTC 版)
このエリュシクトーンは、アテーナイの初代の王ケクロプスとアグラウロスの子で、ヘルセー、アグラウロス、パンドロソスと兄弟。 一説によるとアテーナーとポセイドーンがアッティカの領有をめぐって争ったときに勝者の判定したのはエリュシクトーンだった。しかしエリュシクトーンは若くして死に、子もいなかったため、ケクロプスの死後アテーナイの王権はクラナオスにわたった。エリュシクトーンの死は彼がデロス島から帰る航海の途中のことで、プラシアイにはエリュシクトーンの墓があった。なお、アテーナイのエイレイテュイアの神殿にあった最も古い神像はエリュシクトーンがデロス島から持ち帰ろうとしたものであった。
※この「ケクロプスの子」の解説は、「エリュシクトーン」の解説の一部です。
「ケクロプスの子」を含む「エリュシクトーン」の記事については、「エリュシクトーン」の概要を参照ください。
- ケクロプスの子のページへのリンク