グループりんどうとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > グループりんどうの意味・解説 

グループりんどう

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/11 02:10 UTC 版)

グループりんどうは、かつて存在した日本の芸能事務所[1]。所在地は東京都渋谷区原宿[2]、渋谷区美竹町[3]新宿区柏木と移っている[4]りんどう[5]りんどうプロ[3]りんどうプロダクションとの表記もある[6]

概要

日本における吹き替え専門の老舗プロダクションとされていた[1]。1964年5月に解散[1][7][注釈 1]。この時点では50人ほどの所属タレントがいたという[1]

解散の理由として、同年6月の所得税法の改正により、タレントの出演料から1割の源泉徴収が行われるようになったことで、事務所の収入が減ることが理由であるとされる[1][7]。社長の藤井道程は「運転資金を投資するか、タレントのギャラに手を付けるかしか選択肢がない状況だった。所属タレントから資金提供を持ち掛けられたが、それならもっと儲かる仕事をしなければならないと思った」と述べている[1]

所属していたタレント

りんどうの流れを組む事務所・劇団

脚注

注釈

  1. ^ 6月と記載している資料もある[5]

出典

  1. ^ a b c d e f g h i 「税制改正と体質改善」『放送エンマ帳 テレビは曲り角にきている』オリオン出版社、1967年、190 - 191頁。 
  2. ^ 『タレント名鑑』《NO1》芸能春秋社、1962年、161頁。 
  3. ^ a b c d e f 『タレント名鑑』《NO1改訂版》芸能春秋社、1963年、2、106、149、173頁。 
  4. ^ a b c d e 『タレント名鑑』《NO2》芸能春秋社、1963年、27、63、79、208、236頁。 
  5. ^ a b c d e 松田咲實「第2章 業界の仕組み」『声優白書』オークラ出版、2000年3月1日、85頁。ISBN 4-87278-564-9 
  6. ^ a b c d 『出演者名簿』《昭和38年版》著作権資料協会、1963年、202、223、240頁。 
  7. ^ a b 週刊新潮』6月1日号、新潮社、1964年、23頁。 
  8. ^ SCREEN』1月号、近代映画社、1974年、232頁。 
  9. ^ 人形劇団プーク」『新劇便覧』テアトロ、1965年、444頁。 
  10. ^ 『近代映画』9月号、近代映画社、1979年、122頁。 
  11. ^ 『出演者名簿』《昭和36年版》著作権資料協会、1961年、359頁。 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  グループりんどうのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「グループりんどう」の関連用語

グループりんどうのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



グループりんどうのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのグループりんどう (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS