グリセリンの処理について
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 01:11 UTC 版)
「バイオディーゼル」の記事における「グリセリンの処理について」の解説
メチルエステル化によって、副産物として原料油脂の10%程度のグリセリンが生成される。通常、このグリセリンには触媒や未変換の脂肪酸などが混入しており、有効な用途がないとされる。また、酵素法や超臨界法などにより純度の高いグリセリンを得ることはできるが、現在の日本では供給過剰状態にあること、小規模分散型の変換設備では十分な量が得ることができないことなどから、グリセリンの売却や処分が非常に困難な状況にある。このためグリセリンのメタン発酵による資源化の研究が行われている。
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