クルフィンとの離別
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/06 10:17 UTC 版)
「ケレブリンボール」の記事における「クルフィンとの離別」の解説
シルマリル奪還を望むベレンは、ナルゴスロンドの王フィンロドに助力を願い、王はそれに応えた。フィンロドがかれに従うものをかれの民の中に探すと、十人だけが従った。フェアノールの息子たち、ケレゴルムとクルフィンが、「フェアノールの誓言」によってナルゴスロンドを襲うであろう破壊を語り、ナルゴスロンドの民はフェアノールの民と争うことをおそれたためである。しかしのちにフィンロドの戦いと死、ルーシエンの偉業が伝わると、ナルゴスロンドの民はケレゴルムとクルフィンがナルゴスロンドの王位の簒奪を欲していたことに気付き、かれらふたりを追放した。このときケレゴルムとクルフィンは、クルフィンの息子ケレブリンボールも含めた全てのフェアノールの民からも見放された。
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