クリントン政権による日本国情報収集衛星の導入反対への批判
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 22:07 UTC 版)
「孫崎享」の記事における「クリントン政権による日本国情報収集衛星の導入反対への批判」の解説
1998年の北朝鮮によるミサイル発射実験をきっかけに小渕政権が情報収集衛星を導入する方針を固めると、アメリカ合衆国のビル・クリントン政権はこれに反対する意向を防衛庁に伝達した。その際、アメリカ合衆国の朝鮮半島和平担当特使のチャールズ・カートマンは、北朝鮮が多数のノドンを保有している点を指摘したうえで、「テポドン一発で日本が騒ぐのはおかしい」と主張した。これに対し、外務省国際情報局の局長だった孫崎は「キューバが発射したミサイルがフロリダ上空を通過しても、キューバはミサイルをたくさん持っているのだからミサイル一発で騒ぐのはおかしいとアメリカ国民に言えますか」と反論した。
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