クライアントハイパーバイザー方式
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/07 23:39 UTC 版)
「デスクトップ仮想化」の記事における「クライアントハイパーバイザー方式」の解説
いくつかの仮想化プラットフォームはパソコンなどのローカルハードウェアでハイパーバイザーを使って複数の仮想マシンを同時に走らせることが出来る。この手法はクライアントハイパーバイザーと呼ばれる。仮想マシンイメージは、中央サーバーで作られ、管理されるため、デスクトップ仮想マシンへの変更は、それを利用するすべてのユーザーのマシンにネットワークを通じて反映されるため、ローカルで実行することによるポータビリティとマシンイメージを集中管理するメリットの両方が得られる。しかし、この方式は、ローカルで仮想マシンのイメージを実行するために、より高性能なハードウェア環境が必要なため、純粋なクライアント・サーバー型に比べてポータブルではない。また、この方式はサーバーを構築せずに利用可能であり、小さな組織や個人などが、複数のデスクトップ仮想マシンを柔軟に利用できるというメリットがある。
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