ククロサに足りないニンギョウ
作者西尾維新
収載図書ニンギョウがニンギョウ
出版社講談社
刊行年月2005.9
シリーズ名講談社ノベルス
ククロサに足りないニンギョウ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/23 14:51 UTC 版)
「ニンギョウがニンギョウ」の記事における「ククロサに足りないニンギョウ」の解説
「私」はたまたま目にした新聞により、熊の少女が生息する山が炎上したことを知る。熊の少女の生存は絶望的と思われ、その瞬間「私」は熊の少女が二十四番目の妹であると直感する。この事実を一番目の妹に知らせるべく、「私」は行動を開始する。 ピアノの音を聴いた「私」はそのピアノの黒鍵の1つが一番目の妹に会うための鍵であることに気付く。鍵穴を探していると、自分の右眼窩と鍵の形が一致していることに気付き、鍵を眼窩に差し込んだ。すると世界が左右に開き、一番目の妹がそこにいた。「私」は二十四番目の妹を見つけたかもしれないと一番目の妹に告げる。しかし二十四番目の妹は「自分には違うように思える」と言い、その娘次第だと答える。 「私」は一番目の妹に別れを告げ映画館を探した。きっとそこに熊の少女がいると考えた。映画館に到着しホールに入ると、熊の少女が1人で座っていた。「私」は熊の少女に自身の妹ではないかと問いかける。彼女はそれを否定し、自身が「私」の姉であることを告げるのだった。
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