ギター協奏曲への積極的な取り組み
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 09:10 UTC 版)
「山下和仁」の記事における「ギター協奏曲への積極的な取り組み」の解説
山下は1979年、18歳にして日本人としては初めてギター協奏曲を録音している。曲はロドリーゴ「アランフエス協奏曲」と、カステルヌオーヴォ=テデスコ「ギター協奏曲第1番」Op. 99で、オーケストラ伴奏は東京フィルハーモニー管弦楽団。 その後、パイヤール室内管弦楽団との「アランフエス協奏曲」再録、ロドリーゴ「ある貴紳のための幻想曲」、ヴィヴァルディ、フェルディナンド・カルッリ、マウロ・ジュリアーニ、バークリー、カステルヌオーヴォ=テデスコ(ギター協奏曲全3曲)、野田曄行、吉松隆、藤家渓子などの多くの協奏曲を演奏・録音している。 中でも特筆すべきは、ベートーヴェンの「ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op. 61」をギター用に編曲・演奏・録音したことであろう(1982年)。この曲は、1986年12月6日のサントリーホール・オープニングシリーズでも、NHK交響楽団の共演で演奏された。
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